保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、保育士(保育士バンク!登録者・SNS閲覧者)を対象に、「副業」に関するアンケート調査を実施いたしました。この度、調査結果をまとめましたので概要をお知らせします。1. 保育士の副業の実施状況について└ 現在の副業実施状況について、全体の12.7%が「副業をしている」と回答し、「副業をしていない」は87.3%の結果となった。副業をしていないと回答した方に副業希望状況を聞いたところ、「副業をしたい」が59.9%となった。また、副業をしていない理由の最多は「保育園の仕事で体力的に限界だから」で60.4%。次いで、「保育園のルールで許可されていないから」32.7%、「手続きなどが面倒そうだから」24.8%と続いた。■保育士の副業の実施状況について保育士で「副業をしている」という回答は12.7%。一方で「副業をしていない」と回答した87.3%のうち、59.9%は「副業したい」と回答した。副業をしていない理由の最多は「保育園の仕事で体力的に限界だから」で60.4%。次いで、「保育園のルールで許可されていないから」32.7%、「手続きなどが面倒そうだから」24.8%と続いた。「副業をしている」と回答した保育士の仕事内容としては「飲食店」13.6%、「介護」「塾講師」9.1%、「ベビーシッター」4.6%などがあがった。副業の頻度については、「週に1~2回程度」との回答が57.7%、「月に1~2回程度」が26.9%、「週に3回以上」は15.4%に留まった。副業1回あたりの業務時間については「2~4時間」が46.2%、「5時間以上」が30.8%、「1~2時間」が23.1%となった。「副業が許可されている」との回答は44%となり、「わからない」48%、「許可されていない」が8%となった。 厚労省の令和3年「賃金構造基本統計調査」(企業規模10人以上)によると、正社員保育士の現金給与額は約25万円、年間賞与額は約74万円となっており、他職種と比較しても低い水準となっています。今回の調査では、副業をしていない保育士の約6割が「今後副業をしてみたい」と回答しました。今後は、保育士が「副業」という選択肢を持ち、一人ひとりのライフスタイルにあわせたキャリアを実現していく時代になるのではないでしょうか。保育士バンク!総研では、今後も最新テーマの研究や調査を実施し、保育に携わるすべての方にとって有益な情報の発信に努めてまいります。※本調査を引用いただく際は、出所として「保育士バンク!総研」と明記してください。 【調査概要】 ■保育士バンク!総研について「保育士バンク!総研」は、保育業界に特化した調査・研究機関です。少子高齢化が進む中、変わりゆく保育労働市場を見通し、課題に向き合い、解決に寄り添うことで、保育業界に貢献することを目的として設立いたしました。保育領域における複数の事業展開で培ってきた業界知見やノウハウをもとに、最新テーマの研究や調査を実施し、保育に携わるすべての方にとって有益な情報の発信につとめています。https://www.nextbeat.co.jp/news/10247 ■保育士バンク!について「保育士バンク!」は、累計40万人(有資格者30万人)以上にご登録いただいている日本最大級の保育士・幼稚園教諭専門の就職転職支援サービスです。北海道から沖縄まで47都道府県の求人を扱い、キャリアアドバイザーによる個別相談の他、全国で就職・転職フェアを定期開催しております。令和3年11月には「適正な有料職業紹介事業者」として厚生労働省により認定されました。https://www.hoikushibank.com/ ※「ネクストビート」、「保育士バンク!」、「保育士バンク!総研」の名称及びロゴは、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。 以上